成人を迎える年、私の体重は６０㎏だった。記念の残る晴れ着姿を太ったままの醜い自分で残したくはないと思い、ダイエットに意識を向けた。http://campusurbain.com/

ちょうどその頃、愛読していた雑誌に「ニギニギ体操」と言うダンベル体操と食事管理のやり方が掲載されていた。天候に左右されずに、ダンベルと食事管理で痩せられると掲載されていたので、早速ダンベルを購入して開始した。

体操は、立ちながらダンベルを上下に持ち上げたり、上半身を捻ったり、スクワットをするなど５種類の動作を１０～２０回行うものだった。運動不足に加え、体重が重い私にはキツイ運動量だった。食事管理は、朝は体の体温を上げる為に温かいものとチーズ」を食べること・野菜を摂ること。昼は特に制約はなく、夕食は１８時にまでに済ませること条件がだった。運動も食事管理も初めの１～２か月は慣れずにサボる日もあった。

体重は１か月に１㎏と緩やかに減量していった。初めの頃はあまり体形は変わらす、モチベーションも下がってきたが、半年が過ぎたころには周囲から「痩せたね」と言われることが増えてきて、何より運動する際に重かった体が身軽になったので下がりかけていたモチベーションが回復した。この時５４㎏、成人式の前撮り写真まで半年はあった。

その半年間、ニギニギ体操に縄跳びを５０回することを日課に加えた。半年間順調に体重が減っていき、半年後には５０ｋｇになり１０ｋｇの減量に成功。成人式の前撮り写真も標準体重で撮影出来たので、一年間の自分の努力は報われたと写真を見ながら今でも思い出している。「努力は裏切らない」と成果を得られた体験だった。